おはようございます!
かなーり、かなーり遅くなっちゃいましたけど
今年のバレンタインに手作りチョコ作っちゃいました♡
手作りチョコって聞くと
溶かしたチョコを型に入れて飾るイメージですよね
でも、それではつまらない
一応、パティシエの端くれなので
カカオ豆からチョコレートを作ってみました!
そう、流行のbean to bar ってやつです ^^
面白そうでしょ?
こんな風にチョコレートが作られてるんだって
参考にどうぞ ^^
1 カカオ豆を洗う
ボールの中でカカオ豆を洗います
カカオの実から取り出したカカオ豆は
発酵させてから日光で乾燥させてるので
洗っていると、納豆のような発酵の臭い
ん~、この香りだけ嗅ぐと
ホントにチョコになるんだろうか…って感じ
2 焙煎する
タオルで豆の水分を取ってから豆を
パリッと割れるまで乾煎りします
私はオーブンで低温焼きしたけど
オーブンのないお家ではフライパンを使って煎るといいそうです
カカオ豆に熱が入り始めると
とたんにカカオの良い香りが部屋いっぱいに
あ~、幸せ♡
3 皮を剥く
皮を剥いたカカオ豆、
この状態をカカオニブって言います
カカオニブは、製菓材料でもあるので
このまま食べることもできるけど苦いよ
カカオ豆よりもカカオニブの方が手に入りやすいから
チョコを作るならこっちを使うのも良さそうね ^^
4 すり鉢で豆を砕いて、とにかくする!!
フードプロセッサーでやろうと思ったけど
量が少ないので、今回は手動でゴリゴリと
右手が疲れたら、左手に替えて
左が疲れたら、右に替えて…
ひたすらゴリゴリ…
途中で、使い終わったオーブンに数分入れて温めてから
またゴリゴリしていくと、
だんだん溶けたチョコのような状態に、
キターーー!
(湯煎やドライヤーで温めてもいいみたいです)
5 砂糖を入れて、さらにゴリゴリ
粗い練りゴマのような状態になったと思ったら
冷えて固まってきたので、この日は終了(笑)
このあと、忘れて数日放置…。
再び、オーブンの捨て火で温めて
さらにゴリゴリ…。
しばらく気合を入れてやっていくと
チョコにツヤが出てきたー!
でも、なめらかとは程遠く
まだまだザラザラした感じ
6 練り上げる
普通のチョコは、カカオ豆をローラーにかけて
コンチェという専用の機械で
3日~1週間くらいずっと練り上げるのね
この部分がチョコレートにとって大切な部分で
口どけの良いなめらかな食感を作るのよ
で、
私もそれを狙ってみようと思ったけど
専用の機械で3日かけてやる作業を
手作業ではムリ!!
って思い直してアッサリ終了。
ここからさらにテンパリングしたら良かったけど
終わらせちゃった(笑)
テンパリングは、
湯煎で50度位まで温めて29度位まで冷ましてから
もう一回湯煎で31度くらいまで温めることをすると
つやが出て、おいしい口溶けのチョコになるんですよ
7 型に入れて冷やして完成!
型にスプーンで流し込んで冷やして出来上がり!
出来上がりを食べてみると、
カカオの味がダイレクトにドーーン!ってくるチョコに
ちょっとザラザラしてるけど、
これはこれでアリなチョコでしたよ
8 作り終わって思ったこと
普段、何げなく食べているチョコレート
実はこれだけの時間と手間がかかってるんですね
最近では、
いろんな産地の高カカオのチョコを食べられるから
そのうちに、コーヒーみたいに
産地の銘柄を選んでチョコを食べるようになるのかもね
またやりたいかって?
今度は違うカカオ豆で作ってみたいな^^
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